
こんにちは!コギペコ です。
入院されている方でスリッパやサンダルで過ごされる方が多いですが、実は『履き物』によって転倒リスクが大きく変わることをご存じでしょうか?
この記事では、下記についてご紹介します。
- 病院で勤めていて履き物に関して感じていること
- 履き物と転倒に関する論文について
- 室内や屋外でも安心して履ける靴について(おすすめの靴について)
履き物に関して感じていること
リハビリを実施する際に下記のような靴を履いてリハビリをされている方は少なくありません。

このような履き物を見るとリハビリをしている身としては

もったいないな……。
と感じます。
履きやすさを考えると決して悪くないのですが、リハビリで歩いたり、バランスを鍛えたりする際は、履き物が非常に重要になります。
履き物と転倒に関する論文について
施設での履き物の違いと転倒に関して報告した論文をご紹介します。
この研究は、高齢者介護施設において履き物の違いが転倒にどのように関連してしていたかを研究したものになります。


この研究から『施設内での靴下やスリッパは思っている以上に転びやすい』という事実です。
一方で、かかとがある靴を履くことにより、転倒のリスクを大きく下げられる可能性があります。
つまり、

施設などの室内においても靴を履くことが転倒予防の第一歩となります。
おすすめの靴の紹介
下記におすすめの靴を紹介させていただきます。
○asics(アシックス)のライフウォーカー
◎特徴
・大きく開く面ファスナー方式で靴の着脱が簡単
・衝撃吸収のソールで足にやさしく、快適
・足裏に独自の構造があり、安定して、歩きやすい
◎ほかにどんな人におすすめ?
・家の周りを歩く方
・病院などの施設に入院・入所されている方
→さまざまなシーンで使用可能
※その他の詳細については、asics(アシックス)公式ホームページをご参照ください。
○GO WALK(ゴーウォーク)シリーズ
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◎特徴
・かかと部分が独自の構造をしているため、しゃがまずに靴を履くことが可能。
・歩行動作の快適性と安定性に焦点を当てたシリーズ
・ソール設計・アッパー・インソールのすべてが歩行に特化しているシリーズ
・ULTRA GO®(ウルトラゴー)クッションを搭載し、軽快で弾むような履き心地を提供
◎注意点
・「GO WALK」という名称でも、ゴーウォーク マックス ウォーカー サリー(GO WALK Max Walker – Sally)はヒール高は約5cmと厚底のものもあるので、注意が必要
◎ほかにどんな人におすすめ?
・日常使い・脱ぎ履きラクを重視する方
(膝関節症、腰痛の方、妊婦の方、呼吸器疾患の方など)
・3つ目のアーチフィット(Arch Fit)は土踏まず(アーチ)のサポートがあり、外反母趾や扁平足がある方におすすめ
さいごに
今回の記事では、病院など施設内においてもサンダルやスリッパではなく、靴を履くことの重要性を述べさせていただきました。
病院などの施設に入院されている方やご家族の靴選びの一助になれば幸いです。





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